Xilinxは、GTHトランシーバ「7」シリーズと10GBASE-KR LogiCORE IPが、データネットワーキングテクノロジのテスト分野で著名なUNH-IOL(米ニューハンプシャー大学インターオペラビリティラボラトリ)で、10GBASE-KR向けの電気およびプロトコル試験に合格したと発表した。

これにより、バックプレーンアプリケーション向けレシーバ(Rx)およびトランスミッタ(Tx)のUNH-IOLによる電気/プロトコルコンプライアンステストを同製品が完全にクリアしたことが認められた。その結果、OEM企業がGTHトランシーバを備えた「Virtex-7 XT/HT」デバイス上で、10GBASE-KR LogiCORE IP、もしくは40GBASE-KR4 LogiCORE IPを用いることにより、IEEE Std 802.3に準拠した10Gビットまたは40Gビットバックプレーンを備えるハイパフォーマンスネットワークソリューションやデータセンターソリューションを開発することが可能となった。

今回の大規模なテストでは、「XC7VX690T-3FFG1927E」デバイスを用いたボード「Virtex-7 FPGA VC7215」をはじめ、いくつかのデバイスとボードが用いられた。

なお、10GBASE-KR LogiCORE IPは、すでにVivado Design Suite向けに提供されている。