Windows 8.1 Enterpriseプレビューは、こちらのWebページからダウンロード可能

7月30日(現地時間)、MicrosoftはWindows 8.1 Enterpriseのプレビュー版公開を、自社ブログの一つ「Windows for your Business」で発表した。Windowsコマーシャル担当シニアディレクターのErwin Visser(アーウィン・フィッセル)氏は「顧客がお手元の環境で、OSのテストを開始するためにWindows 8.1 Enterpriseプレビューのダウンロードが始まりました。企業のモビリティ、セキュリティ、管理、および仮想化といった要求に対応するために設計された多数の機能が盛り込まれています」と、法人ユーザーに対するアピールを行っている。

Windows 8.1 Enterpriseは前バージョンとなるWindows 8 Enterpriseと同じく、独自のVPN(Virtual Private Network)となるDirectAccess(ダイレクトアクセス)や、クライアント側にキャッシュサーバー機能を備えるBranchCache(ブランチキャッシュ)、仮想デスクトップ環境でGPUの3D機能やUSBデバイスを利用可能にするRemoteFXに対応するVDI(Virtual Desktop Infrastructure)などの機能を備える。さらに、信頼されたデバイス上からセキュアなデータへのアクセスを可能にする「Workplace join」などビジネスシーンで活用できる新機能を備える予定だ。

Windows 8.1 Enterpriseプレビューの試用期限は2014年1月14日までとなる

さらに別の公式ブログ「Springboard Series Blog」では、Windows 8.1の展開に関する記事を掲載し、シニアプロダクトマーケティングマネージャーであるMichael Niehaus(マイケル・ニーハウス)氏が新しい展開ツールを紹介。新機能を検証するための法人向けプレビュー版公開は、Windows 8.1の完成が間近であることを暗に示している。