オーシャンブリッジは7月24日、クラウド型ファイルビューアの最新版「Brava Enterprise 7.1(ブラバ エンタープライズ 7.1)」をリリースし、販売を開始したと発表した。

「Brava Enterprise 7.1」

Brava Enterpriseは、文書管理・図面管理システムやECMに組み込める、Webベースのクラウド型ファイルビューアで、既存の文書管理システムや図面管理システム、エンタープライズコンテンツマネジメントシステム(ECM)に組み込むことで、Office文書、PDF、CAD、画像など様々な種類のファイルを、Webブラウザ上でサクサク高速に、しかも高精度に表示することができる。

今回の最新版では、様々な形式のファイルを表示できる環境を大幅に拡充。マルチブラウザやiPadに対応し、社内だけでなく社外や海外、取引先などとのシームレスな情報共有環境をさらに便利に構築できるようになる。

従来のビューアの動作環境はIE上でActiveXが動作する環境のみだったが、今回の最新版ではマルチブラウザに対応し、複数のブラウザで利用可能となった。IEの他、Chrome、Safari、Firefoxなどのブラウザ上で動作するHTML5ビューアを提供する。これにより、ユーザーの利用ブラウザに関わらず、様々な形式のファイルの閲覧が可能になる。

また、スマートデバイスとして企業導入が進んでいるiPadに対応。これにより、社内外の複数メンバーでファイルに対して活発なコラボレーション環境を実現。1つのファイルをWindowsPCからもiPadからも閲覧できる仕組みを文書管理やWebアプリケーションにアドオンして利用可能となる。

さらに、数千人から数万人規模での導入の際、前バージョンではBravaサーバーを複数台設置し、表示専用データのキャッシュをそれぞれのサーバーで管理していたが、今回の最新版では、複数台のBravaサーバー上に置かれたキャッシュファイルを共用管理できるようになったことから、表示専用データを生成するための変換効率のアップが図れる。