米Micron Technologyは17日、16nm製造プロセスの128Gbit MLC NANDフラッシュメモリをサンプル出荷したことを発表した。この最先端の微細化技術により、1枚の300mmウエハから合計で約6TBの容量を生産し、1つのダイに16GBの容量を収めることが可能となった。

Micron 16nm NAND

1枚の300mmウエハから6TB、1つのダイで16GBの容量を実現

16nm製造プロセスによる製品は、2013年第4四半期にフル生産が可能になる予定。2014年にこの16nmフラッシュを搭載した自社製SSDを投入するべく開発を進めている。また、コンシューマ向けのSSDのほか、USBメモリや各種メモリカード、タブレットなどのスマートデバイス、Ultrabookなどの超薄型ノートPCもターゲットにしているという。