ジャパンシステムは4日、VMware Horizon Viewの最新版に対応した仮想デスクトップの認証強化ソリューション「ARCACLAVIS Ways for Thin Client(アルカクラヴィス ウェイズ フォー シンクライアント) V1.2」をリリースすると発表した。

「ARCACLAVIS Ways for Thin Client」概要図

同製品は、シンクライアント環境での「ICカード認証」による本人認証強化や、「シングルサインオン」による業務アプリケーションの不正利用対策・利便性向上を実現するセキュリティソリューション。

新版では、VMware Horizon View 5.2に対応し、ICカード認証による本人認証の強化やシングルサインオンによる利便性の向上を最新のデスクトップ仮想化環境で実現する。

また、VMwareのVDI環境におけるPCoIP処理に特化したチップを搭載する日本ヒューレット・パッカードのt310 Zero Client、mt40に対応。

さらに、シングルサインオン機能では、ユーザ本人が入力したパスワードの再設定や、CSVファイル利用ユーザ情報のメンテナンス時における個別のシングルサインオン情報の変更や管理者/サブ管理者指定など、運用管理での負荷軽減機能の強化を行った。

その他、シングルサインオン機能がInternet Explorer 10に対応した他、Windows Server 2012 Standard(x64)においても、複数のウェブサーバを構築し、負荷分散を可能にした。