ウィルコムおよびウィルコム沖縄は7月4日、ウィルコム回線に対応したカード型アダプター「だれとでも定額パス <WX01TJ>」(TJC製品)を発表した。7月下旬に発売する予定。

同製品は、自身のAndroidスマートフォンでウィルコムのPHS回線を使った通話を行うための製品。バージョン4.0以上のAndroid OSを搭載したスマートフォンで利用できる。対応スマートフォンに専用の通話アプリケーションをインストールし、同製品とBluetooth接続(Ver.2.1+EDR準拠)を行えば、ウィルコム回線での通話が可能となる。

だれとでも定額パス <WX01TJ>

寸法・重量は約W54×H85.6×D5.5mm(突起部を除く)・約32gとなっており、クレジットカードサイズのコンパクトボディを実現した。駆動時間は連続通話が約3.5時間、連続待受が約250時間。フル充電までの時間は約2時間。

前面(左)と背面。側面は厚さは5.5mm

なお同製品には、月額490円の専用の料金プラン「パス専用プラン」が用意される。オプションサービス「だれとでも定額」の利用が可能となっており、こちらを契約することで、ウィルコム端末同士の通話が24時間無料になる。さらに、他社携帯電話や固定電話宛で1回あたり10分以内の国内通話であれば、月500回まで無料で発信可能。なお、だれとでも定額は、3年間の継続利用を前提としたサービスとなるため、契約期間内に解約・プラン変更を行った場合は、9,975円の解除手数料が発生する。

カードサイズのコンパクトボディを実現した