ケンコー・トキナーは6月27日、観測したい星を自動で捉える自動導入機「Newスカイコントローラー」が付属する天体望遠鏡「スカイエクスプローラー」の新モデルとして、「SE-GT」シリーズ3モデルを発売した。

「Newスカイコントローラー」

全モデル、ブライトスターアライメント機能を搭載する「Newスカイコントローラー」が付属。単体での価格はオープンで、店頭予想価格は30,000円前後。1等星以上の明るい星を選んで初期設定を行えば、あとは自動で天体を自動で捉えてくれる。40,000個以上の天体が記憶されており、惑星/メシエ天体/NGC/IC天体も網羅。日本語表示にも対応する。本体サイズはW97×D20×H215mm、重量は147g。

掲載当初、天体を自動で捉える旨の記載が抜けていたため、追記しました。

「SE-GT70A」

「SE-GT100N」

「SE-GT102M」

「SE-GT70A」は、口径70mmの屈折式天体望遠鏡。希望小売価格は99,000円(税別)。主な仕様は、対物レンズが70mm(アクロマート)で焦点距離は700mm、F値は10、接眼レンズサイズは31.7mm、対物レンズはマルチコート仕様。極限等数は11.0等星で、集光力は100倍。分解能は1.66秒で、鏡胴のサイズは100×700mm、重量は1.2kg。

三脚はエンコーダー内蔵の経緯台式でDCサーボモーターを内蔵。電源は単3形電池×8本で、約4時間動作する。三脚と架台の高さは840~1,375mm、重量は3.4kg。

「SE-GT100N」は、ニュートン反射式の天体望遠鏡。希望小売価格は84,000円。主な仕様は、対物レンズ有効径は100mmで焦点距離は450mm、F値は4.5、接眼レンズサイズは31.7mm。極限等数は11.8等星で、集光力は204.8倍。分解能は1.16秒で、鏡胴のサイズは140×420mm、重量は1.6kg。架台と三脚の仕様は「SE-GT70A」とほぼ共通。

「SE-GT102M」は、マクストカセグレン式の天体望遠鏡。希望小売価格は、115,000円。主な仕様は、対物レンズ有効径は102mmで焦点距離は1,300mm、F値は12.7、接眼レンズサイズは31.7mm。極限等数は11.8等星で、集光力は212.33倍。分解能は1.14秒で、鏡胴のサイズは115×310mm、重量は1.9kg。架台と三脚の仕様は「SE-GT70A」とほぼ共通。