6月15日、カシオ計算機が制作するデジタル絵画「カシオアート」のデビューイベントが、東京都・西銀座の「サンリオワールドギンザ」で開催された。カシオアートのコラボ第一弾がサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」ということで、サンリオファンの間でも話題のアイテムだ。

「サンリオワールドギンザ」の一角に、「HELLO KITTY × カシオアート」のギャラリースペースが出現。専門のスタッフを配し、作品の解説や質問に対する説明などを行っていくという。本イベントもこちらで行われ、ギャラリースペースのお披露目も兼ねた形となった。

作品名は左から「お出かけ前のハローキティ」(およびサイズ違い)、「パリのハローキティ」、「お花のハローキティ」、「朝食準備をするパティ&ジミー」、「微笑むハローキティ」、「日傘をさすハローキティ」

さて、イベントの目玉は、ハローキティとお姉さんによる「カシオアート」の作品解説と記念撮影会。「HELLO KITTY × カシオアート」購入者の先着20名には、3代目ハローキティデザイナーの山口裕子さんによるオリジナルサイン色紙がプレゼントされることもあり、会場にはイベント開始前から多くのファンが集まった。(オリジナルサイン色紙のプレゼントは終了)

イベント前に「カシオアート」の説明を受ける来場者。ギャラリーでは作品に関する質問ができるようになっている

ハローキティの登場に大歓声

ピンクに赤にいちごにフリル! 周囲から「かわいい~」と歓声が

いちごのワンピースに身を包んだハローキティが登場すると、イベントがスタート。まずはお姉さんから各作品の解説を受けながら、ハローキティが作品を見て回る。

「3Dという技術を使ったこの作品、やさしい微笑みが今にも目の前に飛び出してきそう。とっても柔らかい雰囲気だよね」(作品名:「微笑むハローキティ」)。「鮮やかな作品だね。キティちゃんには珍しい情熱的なイメージ!」(作品名:「お花のハローキティ」)など、作品ごとにハローキティのエピソードが織り交ぜられ、作品の特徴が自然に分かってしまうという仕組みだ。「キティちゃんはどの作品が好き?」「…(どれも大好き!)」というサンリオワールドならではの掛け合いもあり、ほのぼのとした雰囲気に包まれていた。

「キティちゃんが2人もいるみたいで不思議な感じだね!」と、「微笑むハローキティ」の前で

大人っぽいイメージのオリジナル作品を紹介。「ちょうちょを見ながら憧れのパリを思っているのかな?」(作品名:「パリのハローキティ」)

TD技術を利用した「お出かけ前のハローキティ」の前で。「普段はつけない香水をつけていますね、これからデートなんだねきっと」「…(ナイショ)」

撮影会には、女性グループやカップル、ファミリーなど性別や年代を問わず非常に幅広いファンが参加。「カシオアート」の幕をバックに、それぞれが思い思いのポーズを取りつつキティとの思い出を収めていた。

ハローキティとの撮影会。ハートのポーズでパチリ

撮影後、ハローキティと一緒に作品を楽しんでいた女の子

会場には11時のショップオープンと同時に駆けつけ、すぐに「微笑むハローキティ」を購入した女性の姿も。「今日は絶対に来ようと思っていました。3Dアートは一目見てずっと気になっていたのですが、実物は想像以上に素晴らしかったです。すてきな作品ばかりなので、今後も少しずつ増やしていきたいと思います」と笑顔で語ってくれた。

「キティちゃんが大好き。どの作品も素敵なんですが、3Dアートは今までにないタイプなのでまずはこちらを購入しました」というモリミホさん(写真左)。カシオアートの開発を担当した、カシオ計算機 デジタル絵画推進部の坂牧勝也氏(写真右)と記念に一枚

次回は2013年6月23日(日)

ぜひハローキティの『カシオアート』を見にきてね!

また、本イベントは、2013年6月23日(日)にも開催(詳細は特設サイトを参照)。ぜひ参加して、会場でハローキティとともに「カシオアート」を楽しんでみてほしい。

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