デルでは10点マルチタッチ対応の液晶ディスプレイとして23型の「S2340T」もラインナップ。こちらは54,980円という価格だが、スタンドに多関節アームを採用し、画面を完全にフラットな状態にできる。パネルは角度による色の変化が少ないIPS方式。応答速度は8ms、5W+5Wのスピーカーを内蔵、USB 3.0ハブも備えるなど、かなりの高機能となっている。タッチパネル液晶の導入を考えているなら、こちらもチェックしてみるといいだろう。

23型の「S2340T」と比較。画面の広さ以上に、機能面の差が大きい

スタンドが異なるため、角度調整の自由度は「S2340T」のほうが上だ

ご存じの通り、Windows 8のモダンUIはタッチ操作に最適化されたインタフェースであり、マルチタッチに対応した液晶ディスプレイとの組み合わせでその楽しさや使いやすさを体験できる。タッチ対応の有無で、使った印象がガラリと変わるほどだ。しかし、その一番のネックになっているのが液晶ディスプレイの価格だ。10点マルチタッチ対応製品は5万円以上のものが多く、低価格モデルは2点マルチタッチなどスペック面が弱かった。だが、「S2240T」はこうした問題をクリア。Windows 8のタッチ操作を体験したいと思うなら、購入候補に入れたい液晶ディスプレイだ。

製品名 S2240T
画面サイズ 21.5型ワイド
パネルタイプ VA方式
画面タイプ グレア(光沢)
表示解像度 1,920×1,080ドット
視野角 水平/垂直とも178度
輝度 250cd/平方メートル
コントラスト比 3,000:1(標準)
応答速度 12ms(GtoG)
映像入力 DVI-D(HDCP対応)、HDMI、D-Sub
その他インタフェース USB 2.0アップストリーム×1、音声出力
サイズ W522.5×D205.7×H370.8mm(スタンド含む)
重量 3.4kg(パネルのみ)
直販価格 39,980円