iOSでは、iOSデバイスの現在地を示す「位置情報サービス」に対応している。内蔵のGPSや携帯電話基地局との通信により取得した正確な緯度/経度情報をアプリに渡し、さまざまな機能に応用するというものだ。マップアプリで現在地を表示したり、付近のレストランを検索したりといった機能は、この位置情報サービスを活用している。
位置情報サービスは、『設定』→「プライバシー」→「位置情報サービス」画面でオン/オフできる。同機能を利用するアプリは、もれなくこの画面にリストアップされ、個別にオン/オフすることもできる。これらのアプリが位置情報を取得したことがすぐわかるよう、ステータスバーに矢じり状のアイコン(位置情報サービスアイコン)を表示させることも可能だ。
ところでこの位置情報サービスアイコン、最近表示されたままになっていないだろうか? アプリによっては、位置情報サービスにアクセスする頻度が多く、インストール後はアイコンがステータスバーに表示され続けてしまうことがあるからだ。
調べてみたところ、2013年4月下旬にアップデートされた『Google 検索』が原因らしいことが判明した。パーソナルアシスタント機能「Google Now」が追加されたことによるものか、インストール後は位置情報サービスアイコンが表示されたままになってしまうのだ(アプリを完全終了しても消えない)。気になる場合には、『設定』→「プライバシー」→「位置情報サービス」画面で『Google 検索』のスイッチをオフにしておこう。