SoftBank HealthCareの第1弾として、Fitbit Flex

ソフトバンクモバイルは5月7日、スマートフォン向けの新サービス「SoftBank HealthCare(ソフトバンク ヘルスケア)」を提供すると発表した。同サービスは、ユーザーの活動量データをクラウド上に蓄積し、健康管理をサポートするというもの。2013年夏以降に提供を開始する。

SoftBank HealthCareは、健康に関する各種サポートを行うクラウドサービス。今回、サービス第1弾として、米Fitbitが提供するワイヤレスリストバンド「Fitbit Flex」を提供する。

Fitbit Flexは、歩数、距離、消費カロリー、睡眠時間の4つの健康データを計測できる。取得したデータは、Bluetooth通信でスマートフォンに送られ、クラウド上に蓄積される。

蓄積された健康データは、専用のアプリケーションからチェック可能。機能面では、体力、抗エイジング力、意識力、継続力、美力という5つの指標で体の状態を分析する「ヘルスケアバランス」、ユーザーの顔写真と取得した健康データを基に未来の自分の顔や体重を予測する「タイムマシン」、着けて寝るだけで眠りの状態(時間/サイクル)を測定する「睡眠計測」、友達と活動記録をシェアできる「フレンド」などが利用できる。

このほか、健康、ダイエットなどについて、看護師や栄養士、医師などの専門家に通話料無料で365日24時間相談するサービスも利用可能。「3日間で10km」などの目標を達成するとギフト券などが当たるくじに使用できるコインが貰える施策も用意する。

専用アプリの利用イメージ

対応端末はiPhone 4S以降、AQUOS PHONE Xx 206SH。対応端末は順次、拡充していく予定。申し込みは、ソフトバンク携帯電話取扱店、ソフトバンクオンラインショップ、My SoftBankで受け付ける。なおFitbit Flexは、同サービスを通じてソフトバンクモバイルが国内で先行して独占的に提供するものだという。

今後SoftBank HealthCareでは、Fitbit Flex以外のデバイスを追加し、クラウド上に蓄積する健康データの種類も拡大。サービスの拡充を図る考え。