パナソニックと富士通は26日、「食」や「健康」などをキーワードに異業種とも連携しながら、利用者への新しい価値創出を目指す共同の実証実験を開始すると発表した。

共同実証実験では、家電利用者の生活を豊かにするため、「食」「健康」といった分野を対象に、新たな付加価値の創出と新サービス事業に向けた企画・検討が行われる。

期間は、2014年3月までで、モニターはパナソニック社員が対象。

実証実験イメージ

具体的には、モニターが利用したスマート家電の情報を、富士通のクラウド技術を用いて分析し、異業種・業界のパートナー企業とともに、新サービス事業に向けた企画検討を行う。例えば、「食」の場合には、食品の消費行動分析やライフスタイル分析等を通して、家電利用者に対して最適なレシピや食関連の健康情報、お買い得情報の提供サービス等を食品業界の企業と提携・検討を行う。