大林組とは24日、ワークスタイル変革の一環として、日本マイクロソフトのクラウドサービスOffice 365を活用した情報基盤を導入したと発表した。

同システムは、NECが、Office 365の導入や、ID管理システム・人事システムなど既存システムとの連携機能の開発を実施。2013年5月に電子メール機能から順次利用開始予定であり、大林組及び国内グループ会社の従業員等約15,000人が利用する、大規模なOffice 365活用事例となる。

大林組が導入する情報基盤は、Office 365を活用し、電子メール、スケジュール管理、ファイル共有、Web会議などのコミュニケーション機能や情報共有(コラボレーション)機能を提供するもので、ICT環境やワークスタイルの変化への迅速かつ柔軟な対応を実現。大林組では、オフィスのパソコンに加えて、工事現場を中心に活用中の約3,000台のタブレット端末でもこれらの機能を利用し、生産性向上に繋げていく。

大林組は今後、同システムの海外グループ会社への展開や、Office 365各種機能の活用による、さらなるワークスタイル変革の実践を目指す。