ローランドは、ドイツ・フランクフルトで開催されたヨーロッパ最大規模の楽器ショー「Musikmess 2013」において、デジタルピアノ「FP」シリーズの最新モデル「FP-80」と「FP-50」の2機種を発表した。発売日は4月26日予定。価格はオープンで、市場想定価格はFP-80が17万円前後、FP-50が13万円前後。

「FP-80」ブラック(上)と「FP-50」ホワイト(下)

今回発表された両モデルは、ピアノとしての表現力に、スタイリッシュなデザインとポータビリティが好評を得ている同社「FP」シリーズの最新モデル。同社が誇る「スーパーナチュラル・ピアノ音源」や、最高級鍵盤を再現した「アイボリー・フィール鍵盤」などの高い基本性能を備えるほか、FP-80ではピアノ独特の立体的な音場感を実現する「アコースティック・プロジェクション」を搭載する。

また、両モデルで内蔵のリズム・スタイルが一新され、すべての鍵盤でコード認識することが可能となった。さらにリズム専用ボタンも実装され、直感的な操作が行えるようになっている。このほか、ローランド・ワイヤレス・コネクトにも対応(F-80はAir Recorder、F-50は新アプリAir Performerにそれぞれ対応)しており、iPhoneやiPadと連携して演奏を楽しむことも可能だ。

いずれもブラックとホワイトの2カラー展開。コンパクトな設置が可能な折りたたみ式スタンド「KS-18Z」と、ステージに最適な専用スタンド「KSC-76」もオプションで用意する。詳細については、同社Webサイトの製品ページ(「FP-80」および「FP-50」)まで。