個人の特定や情報のダダ漏れを防ぐという点でもうひとつ気にかけたいことがある。「つながりの設定」ページをよくみてほしい。気になる文言が並んでいるのに気が付いただろうか? 「他の検索エンジンが自分のタイムラインにリンクするようにしますか?」というものだ。
筆者は既に「オフ」と設定しているが、ここが「オン」になっていると、簡単に自分が探し出されてしまう。「俺は世界中の人と繋がりたいぜ!」と言う方なら「オン」のままでも良いかもしれないが、本稿のタイトルにもあるよう「気疲れしたくない」のであれば、「オフ」にしておくことをオススメする。
さらに、Facebook内部の検索でも氏名で探されたくない場合は、「あなたのタイムラインを氏名で検索できる人」の設定を調整してみてはいかがだろうか。Facebookのすべてのユーザーから検索可能、友達の友達まで検索可能、友達のみ検索可能と3段階用意されているので適宜変更してみよう。
プライバシー設定を"ちょちょいのちょい"と変更するだけで、「会社の上司にいきなり友達申請された! 返事に困るじゃん!」といった潜在的リスクを回避することができるので、新社会人はもちろん、既存のユーザーもこの際、Facebookを自分が心から楽しめるように設定をチューニングしてみてはどうだろうか。