iPhoneに慣れてくると、『メモ』や『カレンダー』のデータをパソコンと同期させたくなるのが道理。それをスムーズに処理するのがAppleのクラウドサービス「iCloud」で、Windowsの場合「iCloudコントロールパネル」をインストールすれば実現できる。

しかし、Windowsの場合はMicrosoft Outlookが必須とされる。それ以外のアプリケーションには対応しないため、Outlookを持たないユーザは指をくわえて見ていなければ……ということはない。Macに比べると機能は限定されるが、Webブラウザで「icloud.com」にアクセスすれば、メモとカレンダーのデータは読み書き可能だ。

いわゆるWebアプリとしてメモとカレンダーの機能を利用することになるが、データの同期という意味ではこれで十分。気がかりは、サイトへのアクセス方法だろう。Webブラウザでブックマークを開くのでは時間がかかるため、スピーディーにアクセスできたほうがいい。

そんなWindowsユーザにお勧めの方法が、メモとカレンダーのショートカットを用意すること。メモは「http://www.icloud.com/#notes」、カレンダーは「http://www.icloud.com/#calendar」だから、そのURLにアクセスするショートカットを作成すればいい。そこにショートカットキーを登録しておけば、より快適に利用できるはずだ。

操作手順をカンタン解説

1 Webブラウザを起動し、iCloudのWebサイトにアクセスしてログインする

2 『メモ』をクリックして起動する

3 URLバーの企業名部分をデスクトップへドラッグ&ドロップする。ここではGoogle Chromeを利用しているが、他のWebブラウザでも同様だ

4 『メモ』のページへのインターネットショートカットが作成される。『カレンダー』についても同様に操作してショートカットを作成する

5 アイコンを選択し「Alt」+「Enter」を押すと、「Webドキュメント」タブが表れる。ここのショートカットキー欄に適当なキーコンビネーションを登録しておくと、スピーディーに『メモ』の画面へアクセスできる(iCloudへのログインは必要)

(提供:iPad iPhone Wire)