Googleは21日、Chrome Experiment (JavaScriptやHTML5技術のショーケース)として「Chrome World Wide Maze」という迷路ゲームを公開した。プレイヤーが選んだWebページが立体迷路に変形し、パソコンの画面で迷路を見ながら、スマートフォンをコントローラにして遊べる。Webブラウザで3Dグラフィックスを表示するWebGLや、サーバと接続しているクライアントのデータ共有やリアルタイム通信を可能にするWebSocketといった技術が使用されている。

World Wide Mazeで遊ぶにはWebGLの動作をサポートするパソコンが必要。スマートフォンの要件はAndroid 4.0以上またはiOS 5.0以上となっている。まずパソコンのChromeブラウザでWorld Wide Mazeにアクセスし、次に「タブの同期」「QRコード」「URLの入力」のいずれかの方法でパソコンとスマートフォンのChromeを接続する (パソコンのみで遊ぶことも可能)。キーワード検索を使って立体迷路を生成するWebサイトを選択し、コントローラを調整したらゲーム開始だ。スマートフォンを傾けてボールを操作し、アイテムを獲得しながらゴールを目指す。時間内にゴールできたら、要した時間と集めたアイテム数に応じたスコアをゲットできる。

検索機能を使って迷路にしたいWebサイトを探す。シンプルなWebページほどクリアしやすい。例えば、GoogleのWeb検索ページの難易度は「Easy」

[PLAY]ボタンを押すとWebサイトが立体迷路に変形する

スマートフォンを傾けてボールを操作、アイテムを集めながらゴールを目指す

時間内にゴールできればクリア