東京の地下鉄は複雑だ。ネット上でも、とある駅がRPGの"ダンジョン"のようだと話題になったほどである。それでは、東京メトロで最も複雑な"ダンジョン駅"はどこなのか。ここいらで、結論を出してたい。東京メトロが提供するiPhoneアプリ「東京メトロアプリ」をもとに調査してみた。
東京メトロアプリは、最新の運行情報の確認、GPS機能による最寄のメトロ駅の検索、各駅の時刻表のチェックなどができる便利なアプリ。だが、今回、フォーカスしたいのは、各駅構内図だ。この構内図がなかなか圧巻である。駅構内の構造が複雑であるほどに、RPGのダンジョン感が増す。
ということで、構内案内図の見てくれから、完全主観で複雑な駅を5つ選びだしてみた。以下レベルは数値の多いほうが難易度が高い。
レベル1
丸の内線、有楽町線、副都心線の3線が交わる池袋駅。2008年6月に副都心線が開通して加わり、複雑さがパワーアップした。JRなどを加えると最強クラス。地下鉄も出入り口が多い分複雑に見えるが、構造自体は意外とシンプル。
レベル2
「溜池山王/国会議事堂駅」と記すと違和感があるかもしれない。が、連絡通路で結ばれており、その分複雑に。銀座線、南北線、千代田線、丸の内線の4線で構成されている。
レベル3
こちらも2駅が合体している構造に。永田町と赤坂見附は連絡通路で結ばれており、仮に南北線永田町駅から丸の内線赤坂見附まで行こうとすると、結構な距離を歩くことになる。そういうこともあってか、こちらも構内案内図は複雑。