米Googleは、環境問題や災害、健康などをテーマとする非営利団体に対してGoogle EarthやMaps上のマップ構築のための援助を行う「Google Earth Outreach Developer Grants 2013」を同社ブログ上で紹介した。

「Google Earth Outreach Developer Grants」は今年で三回目となる同社の試み。審査を通過した非営利団体を対象に、一助となる地図ために過去平均$10,000から$20,000の援助を行っている。ブログでは、過去のこれらの業績も紹介してあり、インドネシアのスマトラ島の森林伐採の状況をテーマにしたWebサイト(Eyes on the Forest)が紹介してある。Eyes on the Forestのマップには、Google Maps Engineが利用されており、野生動物の生息地や森林、年代などにチェックを入れると地図上に細かく色分けされた分布図が広がる仕組みを提供している。

非営利団体で、すばらしい地図のアイデアがある方は応募して欲しいとしている。応募の締め切りは4月18日。同社の「Google Earth Outreach Developer Grants 2013 」から行える。