アップルは6日、iBookstoreを日本で開始したと発表した。3月5日付けでアップデートした「iBooks」(バージョン 3.1)の新機能で、iBookstoreで日本語書籍の購入が可能となった。3月6日17時時点のラインナップ数は18,136件。

「iBooks」アプリ紹介ページ

講談社、角川書店、文藝春秋、学研、幻冬舎などの大手出版社が書籍コンテンツを提供。池波正太郎氏、赤川次郎氏、あさのあつこ氏、村上龍氏らの書籍に加え、ヤマザキマリ氏の「テルマエ・ロマエ」や、中村光氏の「聖☆おにいさん」、尾田栄一郎氏の「ワンピース」など、コミックもラインナップ。荒木飛呂彦氏の「ジョジョの奇妙な冒険」のカラー版PART 4は、iBookstore限定での配信だ。

なお、アップルが発表したリリース文には、作家・映画監督の村上龍が下記のようにコメントを寄せている。

「iBookstoreに作品を提供できることを、作家として、また20年来のAppleユーザとして、嬉しく思います。iBooksのスタートにより、私にとって、また新しい表現の可能性が広がるからです」(村上龍氏のコメント)。