今日から3月。日、いち日と暖かくなる季節である。今年の桜の開花時期、東京は3月下旬になるそうだ。きっとまた、TwitterやFacebookのタイムラインは桜の写真であふれ返るに違いない。どうせなら、印象的な写真を残したいもの。でも、それにはどんなカメラアプリを使ったら良いだろうか。そこで本稿では「お花見に持って行きたい!! Androidスマホの定番カメラアプリ5選」と題して、5つのアプリを紹介する。街がピンクの花びらで華やぐまで、あと一カ月弱。開花時期に間に合うよう、いまのうちにインストールして使い勝手を確かめておこう。

Retro Camera

ポラロイドカメラ風に撮れるモード「Xolaroid 2000」で撮影(写真右)。写真につくわずかな汚れが、経年の味わいを演出している

Retro Cameraは、ポラロイドカメラや往年のフィルムカメラの味わいで写真が撮れるカメラアプリだ。6つの個性的なカメラを自由に選び、レトロ風味の写真を撮影できる。使い方は簡単。小さなファインダーで構図を確認し、シャッターボタンをタップすればシャッター音とともに撮影が完了する。カメラによってUIは異なり、仕上がりも全く違うものになる。

撮り終えた写真はアプリ内のギャラリーで確認できるなど、ユーザビリティにも優れている。本アプリには有料版のRetro Camera Plusも用意されている。無料版を使ってみて気に入ったら、購入を検討してみるのが良いだろう。

Paper Camera

エフェクトの多さが魅力のPaper Camera。画面を見ながら効果を変えられるので、納得のいく写真が撮影できる

Paper Cameraは、豊富なエフェクト機能で写真撮影が楽しめるアプリだ。鉛筆でスケッチしたような質感になるSKETCH UPや、アンディ・ウォーホル風のポップな写真が撮れるANDY POPなど計13種類ものエフェクトが用意されており、シーンに合わせて自由に使い分けることができる。

メイン画面ではコントラストや明るさ、シャープさの調整が行えるほか、モードによっては輝度、彩度、滑らかさなどの微調整が可能。画面を見ながら効果の具合を変えられるので、納得のいく写真に仕上げることができるだろう。