台湾ASUSTeK Computerは26日(現地時間)、本体部とStation部をドッキングできる5型タブレット「PadFone Infinity」を発表した。
スペインのバルセロナで28日まで開催するモバイル業界展示会「Mobile World Congress 2013」にて発表された製品。台湾で4月に発売予定で、希望小売価格は999ユーロ。なお、日本での発売は現状未定。
5型のフルHD液晶を載せた本体部が、10.1型のフルHD液晶を備えるStation部に着脱できる端末。Station部は単体では動作せず、本体を接続した場合10.1型タブレットとして使用できる。
本体部の5型ディスプレイは1,920×1,080ドット、プロセッサはQualcomm Snapdragon 600(1.7GHz)、RAMは2GB。OSはAndroid 4.2。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 2.0やNFCなど。カメラは2メガピクセル。3G通信はWCDMA方式で、LTEにも対応する。
本体部のサイズと重量は、W72.8×D143.5×H8.9mmと141g。Station部がW181.6×D264.6×H10.6mmと530g。カラーはTitanium Gray。
なお、1月に発表された同様の製品「PadFone 2」から、CPUやディスプレイ解像度がアップしている。