シャープは2月15日 ブルーレイディスプレコーダー「AQUOSブルーレイ」の新モデル「BD-W515」を発表した。発売は2月20日。価格はオープンで、推定市場価格は65,000円前後。

「AQUOSブルーレイ」の新モデル「BD-W515」

現在、同社のBDレコーダーは、SHDDに対応した「BD-T」シリーズ、録画用×2基と視聴用×1基のチューナー、あるいはスカパーHDチューナーを含んだトリプルチューナーを搭載する「BD-W」シリーズ、シンプル操作の「BD-H」シリーズというラインナップになっている。

BD-W515は、現行の「BD-W」シリーズと「BD-H」シリーズの間を埋めるスタンダードなWチューナーモデルだ。内蔵しているHDDの容量は500GBで、12倍までの長時間録画にも対応。外付けUSB HDDも利用できる。

最大の特徴は「高画質マスターエンジンBD」の採用だ。長時間モードで録画した番組でも、ブロックノイズやエッジノイズなどの少ない映像を実現する。高画質マスターエンジンBDは、DRモードで録画した番組やBDタイトルなどの高品質なソースでも効果を発揮し、より低ノイズな映像を実現する。

シンプル操作タイプの「BD-HW51」などに採用されていた「音声ガイド付きかんたんメニュー」も搭載。音声ガイダンスに従って操作を行うことができる。

スマートフォンで、番組情報の表示、おすすめ番組リストの表示などが可能

スマートフォンに専用アプリ「AQUOSリモート予約」をインストールすると、外出先でも、録画予約、録画リストの確認・削除、番組情報の表示、おすすめ番組リストの表示、ユーザーが指定したタレントの出演番組のリスト表示が可能になる。対応機種は、Android 2.3以上のOSを搭載したスマートフォンだ。

BD-W1200、BD-W520などと同様に「見どころポップアップサーチ」機能も搭載する。録画番組の再生中や録画リスト表示中に、子画面に5分/2.5分間隔で付けられたシーンのサムネイルを表示、見たいシーンをダイレクトに再生することが可能だ。

Wi-Fi(無線LAN)経由でスマートフォンに録画番組を持ち出せる「Wi-Fiダビング」機能も搭載。対応機種は、NTTドコモの「SH-09D」「SH-02E」、ソフトバンクモバイルの「106SH」、auの「ISW16SH」だ。

本体サイズはW430×D235×H58mmで、重量は約2.9kg。消費電力は約20Wとなっている。