JVCケンウッドは2月12日、パワードウーハーシステム「RV-S1-S」を発表した。発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は、36,000円前後。

パワードウーハーシステム「RV-S1-S」

乾電池での動作が可能な、ポータブルタイプのオーディオシステムでありながら、ツイン仕様のφ13cmスーパーウーファーや大出力アンプによって、迫力のサウンドを実現する。

ウーファーユニットは、不要な共振をキャンセルするために、円筒状の本体の両サイドに配置される。ウーファー部分のキャビネットはバスレフ型で、背面にウーファー専用のダクトが設けられている。環境やソースに合わせて低域のレベルをコントロールする「6段階スーパーウーハー専用ボリューム」も装備する。メインスピーカーは密閉型キャビネットに収められたφ8cmフルレンジで、フロントに配置される。これらをドライブするアンプは独立4chで、出力は5W×2+15W×2の計40Wだ。「BEAT」「POP」「CLEAR 1」「CLEAR 2」「FLAT」の5種類のサウンドモードも利用できる。

接続インタフェースは、USB×2基、アナログ音声入力(ステレオミニジャック)×1系統、iPod/iPhone入力×1系統、SD/SDHCカードスロット×1基を備え、FMチューナーも搭載する。

iPod/iPhone入力用のドックコネクタは、スライドドアの付いたビルトイン構造を採用。ドックコネクタは30ピン。iPhone 5など8ピンコネクタを採用する機器を使用する場合には、2系統あるUSBポートのうち、iPhone/iPodからのデジタル入力に対応しているUSB 1を使用する。なお、USB 1/2のポートは、マスストレージクラスに対応しており、SD/SDHCカードはFAT16/32ファイルシステムに対応。それぞれ、MP3/WMA形式の音楽ファイルの再生が可能だ。

出力端子は、ステレオミニジャックのヘッドホン端子と、iPhone/iPodの映像出力用コンポジットビデオ出力端子×1だ。

電源はAC 100V、または単2形乾電池×10本で、消費電力は35W。本体サイズはW615×D267×H196mm。重量は約6.3kg(乾電池含まず)となっている。