日本ヒューレット・パッカードは8日、Windows 8搭載タブレット「ElitePad 900」の直販価格と仕様を決定、発表した。直販価格は「HP ElitePad 900 Wi-Fiモデル32GB」の69,300円~。2月12日正午より販売予約を受け付ける。
ElitePad 900は、2012年10月18日に発表された10.1型のタブレットPC。アルミ削りだしのボディやCorning Gorilla Glass 2を採用した液晶面による堅牢性、紛失時に遠隔ロック/データ消去が可能など企業がタブレットに求める仕様を詰め込んでいる。
ラインナップは3モデルで搭載OSとSSD容量の違い、Microsoft Officeの有無で分かれている。まず、直販価格69,300円の「HP ElitePad 900 Wi-Fiモデル32GB」がWindows 8 32bitで32GB SSD。
次に、直販価格89,250円の「HP ElitePad 900 Wi-Fiモデル64GB」がWindows 8 Pro 32bitで64GB SSD。これにMicrosoft Office Home & Business 2010が付属したモデルが直販価格119,700円となる。
そのほかの主な仕様は、CPUがIntel Atom Z2760(1.8GHz)、メモリが2GB LPDDR2 533MHz、液晶ディスプレイが10.1型マルチタッチ対応(1,280×800ドット)、ネットワークがIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。
バッテリ駆動時間は約10時間。サイズはW178×D261×H9.2mm。重量について発表当時の予定仕様では680gとされていたが、最終的には630gまで軽量化が進んだ。
また、オプション製品の価格と販売開始時期も同時に発表されている。
製品名 | 直販価格 | 販売開始日 |
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HP ElitePad拡張ジャケット(重量254g) | 5,250円 | 3月上旬 |
HP ElitePadジャケット用バッテリ(重量186g) | 9,450円 | 3月下旬 |
HP ElitePadケース | 3,150円 | 2月下旬 |
HP ElitePadドッキングステーション | 10,500円 | 2月下旬 |
HPエグゼクティブ・タブレットペン | 4,200円 | 4月中旬 |
HP ElitePad HDMI & VGAアダプター | 5,250円 | 3月下旬 |
HP ElitePad Ethernetアダプター | 3,150円 | 2月下旬 |
HP ElitePad 10W ACアダプター | 4,200円 | 3月上旬 |