東芝エルイートレーディングは12月25日、2.4GHz無線を使用したワイヤレススピーカー「TY-WSD10」を発表した。発売は2013年1月18日。価格はオープンで、推定市場価格は15,000円前後となっている。

ワイヤレススピーカー「TY-WSD10」(左が受信機、右が送信機)

音が途切れにくく音声がクリアーな2.4GHzデジタル送受信システムを採用するワイヤレススピーカー。製品は送信機と、ステレオスピーカー内蔵の受信機で構成されており、送信機と受信機の間の伝送可能距離は最長30m。

送信機をテレビなどに接続して、離れた場所で音声を聴くことができる。受信機はJIS IPX4等級相当の防水仕様となっており、キッチンや浴室などでテレビ音声を楽しむことも可能だ。

また、送信機・受信機間で双方向通信が可能となっており、受信機からも音声を届けられる「プッシュトーク」機能を新たに搭載。受信機の「通話ボタン」を押すことで、2階と1階で電話代わりに利用するといったことも可能だ。

なお、受信機は充電池内蔵式で、ハンドルを備えているため、好きな場所に持ち運んで利用しやすい。充電は、専用の充電台に置いて行う。

主な仕様は次の通り。受信機は、スピーカーサイズがφ5.2cm×2(4Ω×2)で、最大出力が1.8W×2、充電池の持続時間が約20時間(JEITA)。送信機は、スピーカーサイズがφ4cm(8Ω×1)で、最大出力が0.5W×1、電源はAC電源ないし単4形電池×4本、アルカリ乾電池使用時の電池持続時間が約11時間(JEITA)となっている。

受信機には出力インタフェースとしてヘッドホン出力(3.5mm)、入力端子としては受信機・送信機ともにステレオミニジャック(3.5mm)を備える。

サイズは受信機がW180×D80×H112mm、充電台がW180×D81×H26.5mm、送信機がW115×D30×H70mm(いずれも突起物含まず)、重量は受信機が約670g、充電台が約92g、送信機が約105g(乾電池含まず)。