人混みが落ち着いたところで店内へ

今回は店内の取材も可能とのことだったので、ひとしきり落ち着いたところで店内へ。1階の入り口を入ってすぐのところにiPad miniが展示されていた。フロア内のテーブルひとつだけがiPad miniに割り当てられている状態だったので、お昼や夕方など人が多くなる時間帯は混雑しそう。iPad miniは1階以外のフロアにも展示されているとのことだったので、混んでいたら他のフロアをのぞいてみるといいかもしれない。

店内でiPad miniとご対面

1階でiPad miniが展示されているのはこのテーブルだけ

こちらはブラック&スレート。背面のスレートカラーはiPad初。なかなか落ち着いた雰囲気だ

ホワイト&シルバーは、従来とほぼ同じ色配置。丸めこまれた側面の処理などが、現行iPod touchに近い印象

従来サイズのiPadとくらべてみる。iPad miniの長辺が従来iPadの短辺よりすこし長いくらいだ

サイドのスイッチは消音/画面ロックのいずれかに使用。iSightカメラは5目がピクセルの写真/1080p動画を撮影可能

ホワイト&シルバーモデルのヘッドホンジャックは、内部もホワイト。iPhone 4で初のホワイトモデルが登場して以来の伝統だ

店内で画面を見た限りでは、やはりRetinaディスプレイのような精細さはないものの、粗さが気になるというほどではない。ピクセル密度はiPad 2より高いので、それも当然といえる。

忘れちゃいけない、新しいRetina iPadも本日発売

iPad miniばかりが話題にのぼっているが、実は「iPad Retinaディスプレイモデル」(第4世代iPad)も本日発売である。iPad miniの隣のテーブルにしっかり展示されていた。実はこのテーブルにはiPad 2も展示されている(16GBモデルが継続販売されているため)。実機チェックの際にはご注意されたい。

こちらは「iPad Retinaディスプレイモデル」。コネクタがLightningコネクタになっている

こちらの男性は、Retinaディスプレイモデルを購入した後にiPad miniをチェックしておられた。このタイミングでRetinaディスプレイモデルを購入するというのが、なんというか「渋い!」という感じだ

販売開始後1時間ほどで行列は解消、その時点では全モデル在庫あり

前述のとおり、今回の行列は最大時で300人超。2012年3月に第3世代iPadが発売されたときの行列が約450人だったので、それにくらべれば短い。ただ、第3世代iPadのときはWi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルが同時に発売となっていたので、単純に今回の盛り上がりが第3世代iPad発売時に及ばないということはできないだろう。

Wi-Fiモデルのみの販売ということで、行列の解消も早かった。8時45分ころにはほぼ行列が解消されており、新規に到着した購入者がすぐに店内に入れる状態になっていた。その時点では、ブラック/ホワイトの2色とも、16GB/32GB/64GBいずれのモデルも在庫があり、好きなモデルを選べたようだ。ただ、この状態がいつまで続くかは定かではない。

11月下旬には、iPad miniのWi-Fi+Cellularモデルが販売開始となる。その際にはおそらくアップルストアだけでなくau(KDDI)やソフトバンクモバイルのショップでも発売となるだろう。その際の行列はどんなものになるか、興味深いところだ。

写真スライドショーはこちらから→