グレープシティは郵便番号検索や住所入力が可能なコンポーネント「JPAddress for .NET 1.0J」を12月5日より発売開始する。価格は1ライセンスあたり3万1500円。「InputMan Desktop Pack 2013」および「SPREAD Desktop Pack 2013」には、期間限定で「JPAddress」の開発ライセンスが無償提供される。

「JPAddress for .NET 1.0J」は、住所に関する入力や検索を支援するための.NET Frameworkコンポーネントで、Windowsフォーム、ASP.NET、WPFなど複数のプラットホームのアプリケーション開発に利用できる。

郵便番号から住所を検索できるほか、大口事業所個別番号、市外局番、全国地方公共団体コードなどのコードや番号からも住所を検索することが可能で、住所は漢字と一緒に読み仮名も取得でき、都道府県、市町村、町域に分けて取得することもできる。また、住所情報から郵便バーコード(カスタマバーコード)用キャラクタを取得する機能を搭載し、取得したバーコード用キャラクタはバーコード生成コンポーネントでイメージを生成する際に利用できる。さらに、変換処理は表記ゆれに対応し、例えば住所に「字(あざ)」や「大字(おおあざ)」といった文字が含まれていたり、町域以降の住所表示番号に全角と半角が混在していたりする場合、番地の区切り文字のゆれを処理することも可能。

住所情報の辞書ファイルは、日本郵便の郵便番号データの更新に合わせて毎月更新され、「JPAddress 辞書更新サービス」を契約すると、「JPAddress」を利用して開発したアプリケーションは常に最新の住所情報を利用できる。

「JPAddress 辞書更新サービス」の1回の契約によるサービス利用期間は1年間で、価格は10配布で4万7250円からとなっている。

住所入力を支援する検索機能を搭載