仙台市に本拠を構えるグレープシティは9月9日、「IT で日本を元気に!」の活動として、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県・南三陸町復興への取り組みを取材し、約10分間のドキュメンタリー映像を制作したと発表した。

ドキュメンタリー映像のタイトルは、「取り戻す、そして、超えてゆく――『ITで日本を元気に!』プログラム」。

「ITで日本を元気に!」は全国のIT企業と被災地の産業復興のリード役である仙台の企業群とが連携してICTの側面から継続的な産業復興を目指す活動で、東日本大震災後に設立された。

グレープシティは映像制作部門「WINEsutdios」を擁しており、今回制作された映像は、南三陸町においてITを利用した復興に取り組む若者たちの今の姿を紹介するもの。

インタビューからは「地元を新エネルギーの研究拠点にしたい」「最先端の田舎をめざす」「新しい風を南三陸町に取り入れていきたい」といった真の復興を目指す若者の力強さを感じることができるほか、「ITで日本を元気に!」が目指す復興のビジョンも描かれている。

同映像は、アイティメディアが運営する「復興スマートジャパン」のビデオメッセージとして9月8日より公開されている。

取り戻す、そして、超えてゆく――「ITで日本を元気に!」プログラム