Appleは29日、かねてから噂されていた13インチのRetinaディスプレイ搭載MacBook Proを発売した。価格は144,800円より。
6月に発売された15インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデルと同様、光学ドライブを排してストレージもフラッシュメモリに一本化。それにより、W314×D219×H19mmで1.62kgと、重量や厚みは従来のMacBook Pro 13インチモデルよりも抑えられている。画面の解像度は2,560×1,600ドットで、227ppiとなる。15インチ版と異なり、グラフィックスはディスクリートのものを搭載せず、CPUに内蔵のグラフィックス機能であるIntel HD Graphics 4000を利用している。
フラッシュメモリの容量の異なる2グレードが用意されており、下位モデルは128GB搭載で144,800円、上位モデルは256GB搭載で168,800円となる。
プロセッサは共通で、2.5GHzのデュアルコア Intel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.1GHz)で、オプションとして2.9GHzのデュアルコア Intel Core i7(Turbo Boost時最大3.6GHz)も選択可能だ。メモリは8GBの1,600MHz DDR3L SDRAMがオンボード搭載。15インチモデルと違い、これが最大で16GBへの増量はできない。一方ストレージは最大768GBまで強化可能だ。
インタフェースは、USB 3.0を左右に1ポートずつの計2ポート、Thunderboltポートも2ポート装備。加えて、HDMI出力、SDXCカードスロット、ヘッドホン出力端子を備える。マイクはデュアルマイクを側面に内蔵。カメラは720pのFaceTime HDカメラ。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n対応、Bluetoothは4.0。
バッテリは74Whのリチウムポリマーで、駆動時間は最大7時間(ワイヤレスインターネット閲覧時)、最大30日のスタンバイ時間となっている。OSはOS X Mountain Lion。