ASUSTeK Computerは19日、CPUにNVIDIAのTegra 3を採用し、OSにWindows RTを搭載した10.1型のタブレットPC「ASUS VivoTab RT TF600T」を発表した。別売りのキーボードドックと接続すると、ノートPCとしても利用できる、最長16時間の長時間駆動が可能となる。2012年11月上旬以降の発売を予定し、希望小売価格がタブレットPC本体が59,800円。キーボードドックが14,800円。
10.1型のSuper IPS+液晶ディスプレイを搭載。通常のIPS液晶と比べて画面が明るく、屋外でも表示が見やすくなっている。また、表面には衝撃に強いCorningの「Fit Glass」を採用した。
Microsoft Office 2013 RT Previewをプリインストールしており、別売りのバッテリ搭載キーボードドックと合わせることで、通常のノートPCとしてドキュメント作成なども行える。
タブレットPCの主な仕様は、CPUがクアッドコアのNVIDIA Tegra 3(1.4GHz)、グラフィックスはNVIDIA GeForce ULP、メモリが2GB、ストレージは32GB eMMC、ディスプレイはマルチタッチ対応10.1型Super IPS+液晶(1,366×768ドット)、OSはWindows RT。
インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、MicroHDMI×1、カードリーダー、カメラ(イン200万画素、アウト800万画素)。センサ類として、GPS、電子コンパス、光センサ、加速度センサ、ジャイロスコープ、NFC。
キーボードドックの仕様は、日本語配列87キーボード、マルチタッチ対応タッチパッド、USB 2.0×1。
本体サイズと重量は、タブレットPC本体がW262.5×D170.9×H8.3mm/約525g。キーボードドックがW262.5×D169.9×H10.4mm。
バッテリ駆動時間はタブレットPC本体のみで約9時間、キーボードドックと接続すると約16時間。