ソニーは、デジタルカメラ「サイバーショット(Cyber-shot) DSC-RX1」の一部仕様を変更すると発表した。使用可能なフォーカスモードの変更や、シャッタースピードの改善が行われる。
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DSC-RX1は9月12日に発表された「サイバーショット(Cyber-shot)」シリーズのフラッグシップモデル。フルサイズ(35.8×23.9mm)CMOSセンサーを搭載し、レンズ一体型のデジタルカメラでありながら高精細な写真を撮影できる。
変更された点は、静止画撮影時のオートフォーカス(AF-C)の非搭載、およびF5.6以上でのシャッタースピード1/4,000秒の対応。
前者に関しては、変更前はオートフォーカス(AF-S)/オートフォーカス(AF-C)/ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)/マニュアルフォーカス(MF)と4種類のフォーカスモードが選択可能だったものが、変更後はオートフォーカス(AF)/ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)/マニュアルフォーカス(MF)の3種類の選択となった。「AF」は、静止画撮影時には「オートフォーカス(AF-S)」、動画撮影時には「オートフォーカス(AF-C)」として動作する。
なお、これに伴い、レンズ脇に設けられていたフォーカスモードダイヤルも変更されている。
シャッタースピードの改善に関しては、プログラムオート/絞り優先/シャッタースピード優先/マニュアル(バルブ)それぞれのモードで1/2,000秒だった上限が、F5.6以上に絞った際に1/4,000秒に対応するというもの。F2.0以上では1/2,000秒、F4.0以上では1/3,200秒がそれぞれ上限となる。