ソニーは1日、24型ワイドディスプレイを搭載した一体型デスクトップPC、「VAIO L」シリーズの2012年秋モデルを発表した。Windows 8の発売に合わせて、従来1機種だったタッチ対応モデルをさらに1機種ラインナップに加える。11月3日から販売を開始し、価格はオープン。店頭予想価格は3D表示に対応したタッチモデルは240,000円前後、3D表示非対応のタッチモデルとタッチ非対応モデルは210,000円前後。直販CTOのオーナーメードモデルも同時発売する。
Windows 8でタッチ操作にフォーカスされることに伴って、ディスプレイ周辺のボタン類の配置が変更になる。「Edge Access」としてベゼルに配置されていた「HOME」ボタンなどは本体右横に、3D表示モデルにあった「3D」ボタンは本体上部に移動する。
また、同社独自のテレビ機能「Giga Pocket Digital」に関しては、「番組おすすめ」機能などの解析機能、番組で紹介されている店舗情報やCM情報などのメタデータの取得機能を排し、機能のシンプル化が行われている。
3D表示対応タッチモデル「SVL24129CJB」
3D表示に対応したタッチモデル「SVL24129CJB」の主な仕様は、ディスプレイが3D・タッチパネル対応の24型フルHD(1,920×1,080ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i7-3630QM(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 640M 2GB、メモリがPC3-12800 SO-DIMM 8GB(4GB×2)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。TVチューナーはスグつくTV用地デジ×1基、地デジ/BS/110度CS×2基で、VAIO AVCトランスコーダ×2基。OSはWindows 8 Consumer 64bit版。
主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 4.0+HS、USB 3.0×3、USB 2.0×3(うち1ポートはcharging function対応)、HDMI出力(3D対応)×1、HDMI入力×1、ビデオ入力×1、オーディオ入出力、メモリカードスロット、顔認識機能付きWebカメラ(約100万画素)。本体サイズ/重量は約W593×D414~428×H172~191mm/約11.9kg。本体カラーはブラックのみ。
タッチモデル「SVL24128CJW/B」
3D表示に非対応のタッチモデル「SVL24128CJW/B」の主な仕様は、ディスプレイがタッチパネル対応の24型フルHD(1,920×1,080ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i7-3630QM(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 SO-DIMM 8GB(4GB×2)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。TVチューナーはスグつくTV用地デジ×1基、地デジ/BS/110度CS×2基で、VAIO AVCトランスコーダ×2基。OSはWindows 8 Consumer 64bit版。
主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 4.0+HS、USB 3.0×3、USB 2.0×3(うち1ポートはcharging function対応)、HDMI出力×1、HDMI入力×1、ビデオ入力×1、オーディオ入出力、メモリカードスロット、顔認識機能付きWebカメラ(約100万画素)。本体サイズ/重量は約W588×D411~423×H172~186mm/約11.5kg。本体カラーはブラックとホワイトの2色
エントリーモデル「SVL24126CJWI/B」
タッチ非対応モデル「SVL24126CJWI/B」の主な仕様は、ディスプレイが24型フルHD(1,920×1,080ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i5-3210M(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 SO-DIMM 4GB(4GB×1)、ストレージが2TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。TVチューナーはスグつくTV用地デジ×1基、地デジ/BS/110度CS×2基で、VAIO AVCトランスコーダ×2基。OSはWindows 8 Consumer 64bit版。主なインタフェースは、「SVL24128CJW/B」と同様。本体カラーはブラックとホワイトの2色。
「VAIO L」シリーズのオーナーメード限定モデルでは、ストレージにSSDを選択可能なほか、OSにWindows 8 Professional、CPUにIntel Core i7-3840QM/3740QMなど上位スペックのものにカスタマイズできる。