NECアクセステクニカは25日、従来モデルと比べて約60%小型化したコンパクト無線LANルータ「AtermWR8165N(STモデル)」を発表した。2010年に発売したUSBスティック型子機「WL300NU-GS」をセットにした「AtermWR8165N(STモデル)USBスティックセット」も用意する。

両モデルともに10月上旬より発売。価格はオープンで、店頭予想価格は単体モデルで4,000円前後、USB子機セットモデルで6,000円前後。

「AtermWR8165N(STモデル)」(左)と、「AtermWL300NU-GS(W)」(右)

従来モデル「AtermWR8160N」から筺体デザインを一新し、体積比が60%とコンパクトになった無線LANルータ。タブレットなどを購入し無線LAN環境を初めて導入するユーザーを視野に入れた、価格を抑えたラインナップとなる。

無線規格はIEEE802.11b/g/n(2.4GHzのみ)対応で、最大通信速度は300Mbps(理論値)。消費電力も最大3Wに抑えられており、前モデルと比べての省電力性能は約50%。無線を使用しない時間帯を曜日ごとに設定できる「無線LANスケジュール」機能も利用できる。

また、QRコードを読み取ってスマートフォンなどから無線LAN接続設定を行う無料アプリ「AtermらくらくQRスタート」にも対応。PCからのインターネット接続は「らくらくネットスタートLite」で行える。

主な仕様は、アンテナが内蔵タイプ(送信×2、受信×2)、セキュリティがWPA2-PSK(TKIP/AES)/WPA-PSK(TKIP/AES)/WEP(64/128bit)、MACアドレスフィルタリング(最大20台)。

インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN×4(WAN×1、LAN×3)。本体サイズは、W34×D76×H109mm、重量は200g。