パイオニアは9月12日、SACDプレーヤー「PD-70」を発表した。発売は10月中旬で、希望小売価格は94,000円。

SACDプレーヤー「PD-70」

音楽CD、SACD、DVD-R/RW(DSD、MP3、MPEG-4 AAC、WMA)の再生に対応するSACDプレーヤー。配信サービスからダウンロードしたDSD音源の再生にも対応する。また、先日発表されたA-70と組み合わせやすいように、デザインも統一されている。

左右独立したDACを採用

192kHz/32bitのDACを左右チャンネルそれぞれに使用。高精度な変換とチャンネル間の干渉の少ないサウンドを実現している。ジッターリダクション回路、音声信号を32bitまで拡張処理する「Hi-bit 32 Audio Processing」も搭載する。

自社製のピックアップやブラシレスモーターを採用するドライブメカを新開発。高い読み取り精度を実現した。また、アコースティックダンパートレイの採用など、制振性も追求している。

自社開発のドライブメカ

電源は、アナログ回路用とデジタル回路用を完全分離

電源部分は、アナログ回路用とデジタル回路用を完全分離。ノイズの干渉を防ぎクリアな再生を実現している。

フロントパネルには、USBポートも装備。iPod、iPhone、iPadのデジタル入力に対応するほか、USBメモリに保存されたWMA、MP3、AACファイルの再生も可能だ。

「PD-70」の背面パネル

本体サイズはW435×D329×H128mmで、重量は7,8kg。接続インタフェースは、光×1系統/同軸×1系統のデジタル音声入力、光×1系統/同軸×1系統のデジタル音声出力、アナログ音声出力1系統を装備している。