Apple本社

8月20日の米株式市場で、米Appleの時価総額が6206億ドルを超え、1999年に米Microsoftが記録した史上最高額を塗りかえた。

20日午前のNASDAQ市場でApple株は一時664.74ドルまで上昇し、時価総額が6231億ドルに達した。1999年12月にMicrosoftが6205億ドルに達したのがこれまでの最高で、13年ぶりの最高額更新になった。ただしUSA Todayなどによると、インフレを考慮すると1999年のMicrosoftの時価総額は実質8500億ドルに相当する。

Appleの時価総額は2月末に5000億ドルを超え、第3世代のiPad発売を経て4月に6000億ドルを突破した。韓国のSamsungとの訴訟合戦が泥沼化しているものの、iPhoneの新世代モデルや小型のiPadが登場するという観測からApple株は先週に上場来高値を更新した。