ランダム性能が激速の最上位SSD

プレクスターから、新型SSD「M5 Pro」シリーズが登場、発売となっている。同社のM5世代SSDでは、先日「M5S」シリーズが発売となったばかりだが、このM5 ProはM5Sの上位モデルという位置付け。ランダムリードが9万IOPS以上、ランダムライトが8万IOPS以上と、特にランダム性能が高いのがシリーズの特徴だ。

プレクスターの新型SSD「M5 Pro」。ちなみに筆者は128GBモデルを購入

ケースは高級感のあるアルミ製。クローンソフトも付属する

入荷したのは、容量128GBの「PX-128M5P」、256GBの「PX-256M5P」、512GBの「PX-512M5P」の3モデル。ケースはいずれも7mm厚で、3.5インチベイ用のマウンタも付属する。価格はそれぞれ、12,000円前後、22,000円前後、38,000円前後と、初登場時からお買い得感があり、人気が出そうだ。保証期間が5年と長いのも魅力的だ。

M5 Proシリーズでは、コントローラはMarvell製の「88SS9187」、フラッシュメモリは東芝製を採用。同社SSDの特徴とも言える「True Speed Technology」も搭載する。各モデルのスペックは以下の通りで、比較用に掲載した右側2つの従来モデル「M3 Pro」シリーズに対し、ランダム性能が大幅に向上していることが分かる。

■各モデルのスペック(右側2つはM3 Pro)
容量 PX-128M5P PX-256M5P PX-512M5P PX-256M3P PX-512M3P
データ容量 128GB 256GB 512GB 256GB 512GB
キャッシュ容量 DDR3 256MB DDR3 512MB DDR3 768MB DDR3 512MB DDR3 512MB
シーケンシャルリード 540MB/秒 540MB/秒 540MB/秒 540MB/秒 535MB/秒
シーケンシャルライト 340MB/秒 450MB/秒 450MB/秒 420MB/秒 450MB/秒
ランダムリード 91000IOPS 94000IOPS 94000IOPS 75000IOPS 56000IOPS
ランダムライト 82000IOPS 86000IOPS 86000IOPS 68000IOPS 34000IOPS

モバイルHDDもついに2TBの大台に

Western Digitalからは、2.5インチHDDとしては初の容量2TBモデルとなる「WD20NPVT」が新発売。インタフェースはSATA 3Gb/s、回転数は可変(IntelliPower)のモデルであるが、ただし厚さが15mmもあるため、残念ながらノートPCに入れるのは難しそうだ。入荷したのはPC DIY SHOP FreeTで、同ショップでの価格は18,800円。

取材時には完売だったため、製品の撮影はできず。ただ順次入荷する見込み

次ページあの巨大オープンケースが日本上陸!