緑のカーテン、太陽高発電、LED照明などの節電策
生産効率を向上させる一方、環境対策への取り組みにも着手している。
PCおよびサーバーの生産を行なうE棟では、夏場の電力低減策のひとつとして琉球アサガオと西洋アサガオの緑のカーテンを設置している。これについて、「1種類のアサガオでは上部あるいは下部だけを覆う形になってしまうため、2種類のアサガオを組み合わせたハイブリッド型とすることで、夏場の壁面全体を緑で覆う形にしている」という。
2012年6月には太陽光発電システムを設置。一般家庭5軒分の発電量に匹敵する20kWの発電が可能となっている。発電した電力は、ショールームとサーバー生産ラインの一部に供給しているという。
さらにサーバーの生産ラインでは、LED照明を採用しており、太陽光発電システムの利用を含めて、消費電力の計測も行っている。これを生産における指針と捉え、今後の省エネ化、節電などにつなげていきたい考えだ。