発色に優れ映像視聴も快適な液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイのサイズは13.3型ワイドで、解像度は1,366×768ドット。Ultrabookとしては標準的な構成だ。画面は光沢仕上げ(グレアタイプ)で、鮮やかな色合いが魅力。コントラストも高いので、外付けのDVDドライブやBlu-rayドライブを接続して映画やドラマを再生したり、インターネット上の動画を楽しむのにも向いている。ただし光沢タイプの液晶は蛍光灯など外光の映り込みが気になることもある。液晶ディスプレイの角度を調整して使えば大丈夫だ。

13.3型ワイド(解像度1,366×768ドット)の液晶ディスプレイを採用。映像はやや青みがかった印象だが、一般的なノートPCと同レベルだろう(写真左)。液晶ディスプレイ上部には、Acer Crystal Eye HD Webカメラを配置(写真右)

少しクセのあるキーボード

キーボードは88キー構成の日本語配列で、キーピッチは実測値で約19mm。13.3型ワイドのUltrabookとしては大きめのサイズが確保されているため押しやすく、キーとキーの間が離れたアイソレーションタイプで押し間違いが少ない。キーストロークは実測で約1.5mm程度と、これもUltrabookとしては標準的。

全88キーのアイソレーションキーボード。キーピッチは約19mmと大きくてタイプしやすい

ただし、使いやすいのは数字とアルファベット周り。Enterキー周りはサイズがかなり圧縮されていて、違和感を覚える場面があった。特に「\」キーとカーソルキー周りは通常キーの半分以下のサイズで、正直なところ使いづらい。Enterキーとスペースキー周辺のキーが隣接していて、完全なアイソレーションになっていないのも気になる。

完全に分離していないキーと、サイズが小さすぎると思うキーがあるのが残念

タッチパッドは、ボタンとパッド部分が一体化したタイプだ。サイズは実測でW97×D66mmと、13.3型ワイドUltrabookとしては巨大。そのぶんマルチジェスチャーが行ないやすのが魅力だが、左クリックと右クリックの境界があいまいに感じられることもある。左右クリックの勢い(?)でマウスカーソルが動くこともあったが、やはり慣れとともに解決されていくだろう。

マルチジェスチャー対応のタッチパッド。サイズが大きく、複数の指を使ったジェスチャーを行ないやすい

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