富士フイルムは25日、撮影画像を30枚までスマートフォンに一括送信してシェアできる、タッチパネル採用のスリムデジタルカメラ「FinePix Z1100EXR」を発表した。発売は8月11日を予定。価格はオープンで、店頭予想価格は30,000円前後。カラーはコーラルピンク・カーキ・ピンク・ホワイトの4色。

コーラルピンク

カーキ

ピンク

ホワイト

広角28mmからの光学5倍ズームレンズと、撮影シーンに応じてシーンの撮像方式を切り替える富士フイルム独自のEXR技術を採用した裏面照射型1600万画素 EXR CMOSセンサーを搭載。最適な画像処理を行なう超解像技術と組み合わせることで、その2倍の10倍ズームまでキレイに撮影可能だ。タッチパネルは3.5型ワイドで、見たい写真をすぐに探せる「2画面サクサク再生」など快適な操作性を実現。レンズ脇には「自分撮りミラー」も搭載する。

スマートフォン機能は前モデルより拡充されており、無料アプリ「FUJIFILM Camera Application」をインストールすることで最大30枚の画像をカメラ内で選択してスマートフォン側に一括送信が可能。カメラ内の画像をスマートフォン/タブレット側で選択して送信することも可能になった。また、撮影時にスマートフォンが持つ位置情報をカメラに送信することで、撮影画像に位置情報を記録することもできる。

アートのような写真表現を楽しめる「アドバンストフィルター」機能も新たに搭載。コントラストと彩度を強調する「ポップカラー」、レトロな仕上がりにする「トイカメラ」など6種類の撮影効果を楽しめる。撮影後に被写体人物の肌の明るさや目の大きさなどを調整できる「フェイスレタッチ」も引き続き搭載。

その他の主な仕様は、撮像素子が有効1,600面画素の1/2型EXR CMOSセンサーで、レンズは焦点距離28~140mm相当のフジノン光学5倍ズームレンズ。開放F値はF3.9~F4.9、手ブレ補正はCMOSシフト方式。対応感度はISO100~6400。記録メディアは内蔵メモリ(約55MB)とSD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)が利用可能。

本体サイズはW102.1×D18.3×H59.7mm(突起部含まず)。重量は本体のみで約141g、バッテリ・メモリーカードを含む状態で約157g。