ハイパーギアは7月18日、PDF変換時に電子署名、時刻認証業務認定事業者によるタイムスタンプを付与して電子文書の改ざん防止、作成日時の証明ができるPDF変換サーバ「HGPscanServPlus5.4 PDF変換サーバー」の新バージョンを、低価格の定額制タイムスタンプサービスと合わせ発売を開始すると発表した。

HGPscanServPlus5.4は、サーバ型のPDF変換ソフトで、今回の新バージョンでは、電子署名機能、タイムスタンプ機能を強化し、さらに年間約30万円で20秒に1回、1日で最大4,000回程度利用できるタイムスタンプサービスを合わせて発売する。

さらに、オプションで大量の電子文書変換に適したマルチスレッド変換オプションを用意、WordやExcelなどのOfficeファイルを従来の最大3-5倍の速度で変換。CAD図面も真正性を確保してPDF変換できるCAD版も用意した。

これにより改正電子帳簿保存法に則った国税関連書類、厚生労働省の医療情報システムの安全性ガイドラインに則った同意書、承諾書等、知財における先使用権立証のための書類、図面などに必要な真正性を確保して安価に作成、保存できるようになる。

「HGPscanServPlus5.4 PDF変換サーバー」システムイメージ

製品の価格は、HGPscanServPlus5.4 PDF変換サーバーが50万9,250円、タイムスタンプサービスが20秒に1回で30万2,400円/年額、10秒に1回で60万4,800円/年額、5秒に1回で85万6,800円/年額。この他に、サーバごとにアカウントライセンス6,300円が必要。