フェンリルは7月19日、Android向けのブラウザアプリ「Sleipnir Mobile」の最新版「Sleipnir Mobile for Android 2.1」の提供を開始した。Google Playより無料でダウンロードできる。
最新版では、Sleipnir上で見ているページをEvernoteに送信したり、あとで読むに登録したり、Facebook、Google+とTwitterにマルチポストしたり、画像をDropboxに直接保存したり、といったことが簡単に行えるようになった。また、「Fenrir Pass ID」を使うことで、Windows/Mac/iPhone・iPad/Android、どの環境のSleipnirでも、各Webサービスに再びログインや認証することなく利用できるようになった。
対応するWebサービスは、共有系がTwitter/Facebook/Google+/LinkedIn/Tumblr、あとで読む系がReadability/Instapaper/Pocket、保存系がDropbox/Evernote/SkyDrive。
さらには、別アプリの「Sleipnir Linker」を活用することで、スマートフォン同士の情報のやりとりが可能となる。「Sleipnir Mobile for iPad」で見ているページを、Androidで閲覧することや、iPhoneで見つけたページをAndroid Tabletで閲覧できる。
なお、今回のWebサービス対応により、新たにアクションパネルを追加。タブバー横にある矢印アイコンをクリックすると、ShareやSaveなどのWebサービス利用アイコンや、ユーザーから要望の多かったという「終了ボタン」、UAの変更ボタンなど、必要項目が一覧表示できる。
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