2週連続でTwin Frozr IVモデルが登場

先週に引き続き、MSIからオリジナルVGAクーラー「Twin Frozr IV」搭載モデルが登場。「N670GTX Twin Frozr IV PE OC」というオーバークロックモデルで、電源が強化された「Power Edition」であることが特徴。コアクロックは915MHzから1,019MHzに引き上げられている。価格は46,000円前後。

定評のある「Twin Frozr IV」クーラーを搭載するモデルが登場

「Power Edition」ということで、より大電流を流せる設計に

搭載GPUはGeForce GTX 670で、先週発売された「N680GTX Lightning」の下位モデル。ただ、同じTwin Frozr IVクーラーでも、ファンはこちらの方が少し小さい(10cm径→8cm径)が、リファレンスに比べると、GPU温度は18℃低く、ノイズレベルは9dB小さくすることが可能だという。

カード本体は2スロット厚。長さは267mmと、リファレンスより少し長い

良く冷えて静か。プロペラブレードによりエアフローも強化されている

お馴染みの「Military Class III」に対応するほか、GPU、メモリー、PLLの各電圧を調整できる「Triple Overvoltage」機能、高負荷時にも安定した電源を供給できる強化されたPWM回路などを搭載。最近のOCモデルとしては、コアクロックは多少控え目だが、ポテンシャルは高いだろう。

AMD向けに新シリーズ「R2.0」を投入

最近元気がないAMD向けマザーボードであるが、ASUSからは、990FXチップセットを搭載する「M5A99FX PRO R2.0」が登場。この「R2.0」シリーズは、Intel向けマザーボードに搭載されている新機能を反映させた新シリーズのマザーボードで、M5A99FX PRO R2.0はその第1弾。ソケットはAM3+で、価格は16,000円前後。

R2.0シリーズの第1弾モデル「M5A99FX PRO R2.0」

バックパネル。990FXなのでグラフィックス出力は装備しない

搭載された機能は、トリプルデジタル電源回路「SMART DIGI+ Power Control」、CPUやメモリがなくてもEFI BIOSの更新を行える「USB BIOS Flashback」など。同社はR2.0シリーズのマザーボードについて、順次ラインナップを増やしていく予定だとしている。

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