ロジテックINAソリューションズは12日、Windows Storage Server 2008 R2を搭載し、RAID 5に対応したNAS「LSV-5S4CW2」を発表した。容量により2TB/4TB/8TBのモデルを用意。7月下旬より発売し、価格は148,000円より。
「LSV-5S4CW2」 |
Windows Storage Server 2008 R2を搭載したキューブ型のNAS。HDDを4台内蔵し、容量別に2TB/4TB/8TBのモデルを用意。価格は2TBモデルが148,000円、4TBモデルが160,000円、8TBモデルが198,000円。
CPUには低消費電力のクアッドコア、VIA nano X2(1.6GHz)を採用し、メモリは4GBを搭載。ソフトウェアRAID 5対応で、1台のドライブに障害が発生してもパリティデータの保持によりデータへのアクセスを維持できる。ホットスワップによるディスク交換とリビルドに対応し、システムを停止せずにメンテナンスを行える。対応RAIDモードは、RAID 0/1/5。RAID構築を変更できる「RAIDビルダー機能」を搭載する。
最新プロトコル「SMB 2.1」をサポートし、登録可能ユーザー数は最大50、Active Directoryにも対応する。サーバー機能は、DFS、DFS-R、プリントサーバー、DHCPサーバーなど。ディスク上のデータは暗号化される。
Windows上で複数のストレージを統合して仮想ドライブを構築するストレージ仮想化ソフト「VVAULT BASIC版」と、プライベートなクラウド環境を構築してモバイル端末からのアクセスが可能になる「Serversman@CAS」が付属する。
インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LANポート×2、USB 3.0×2、USB 2.0×4。映像出力用にD-sub×1も備える。本体サイズはW184×D193×H280mm、重量は2TB/4TBモデルが約6.5kg、8TBモデルが約7.5kg。対応OSは、Windows 2000(SP1) / XP / Vista / 7、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2、Windows Storage Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2。