カナダのResearch In Motion(RIM)が提供するBlackBerryタブレット「PlayBook」で、本格的なDJプレイを楽しめるアプリ「Pacemaker」が登場した。価格は19.99米ドルで、BlackBerry App Worldからダウンロードできる。

「Pacemaker」は、PlayBookの画面をタッチしてDJプレイを楽しめるアプリで、ターンテーブルを2台並べたようなデザインが特徴。それぞれのターンテーブルにトラックを設定し、自動で演奏したり、タッチで回転速度を調整しながらDJプレイが可能。トラックにリバーブやエコーなどの特殊効果を適用できるほか、スクラッチ音などを鳴らすこともできる。また、「SYNC」ボタンを押すことで、2つのトラックのテンポなどを合わせられる「Auto Beatmatch」機能が最大の特長となっている。

こちらがPlayBook向けDJアプリ「Pacemaker」の利用イメージ

「Pacemaker」は元々、DJ専用のポータブル端末として登場した。2008年に開催された音楽イベント「Winter Music Conference(WMC)」で初めて端末が発表され、注目を集めた。その後、BlackBerryとの戦略的パートナーシップにより、PlayBookアプリとしてリリースされることとなった。Pacemakerアプリの開発には、直感的かつパワフルなポータブル端末の開発で培った知識が活かされているという。