祝日データの取り込みとキーボードショートカット

Roco Calでは、祝日データを取り込むことにより、カレンダーに祝日を表示することが可能。Roco Calの開発者が運営するWebサイト「Rocomotion」でダウンロードできる祝日データのサンプルファイルを用いるほか、テキストファイル形式で自作することも可能。祝日データのファイルを端末ストレージの「home/user/documents/RocoCalHoliday/」というフォルダにコピーすれば、Roco Calの月間表示や週間表示で祝日が表示されるようになる。

祝日データのファイルを所定の場所にコピーすれば、祝日を表示することが可能

週間表示でも祝日が表示される

Roco Calは、BlackBerryスマートフォンならではのキーボードショートカットにも対応している。[o]または[n]キーを押せば、次の月・週に移動でき、[i]または[p]キーで前の月・週に移動可能。[w]キーで週間表示、[m]キーで月間表示に切り替えられるほか、[スペース]キーを押せば今日の日付をフォーカスすることが可能となっている。そのほかにも多くのショートカットが用意されており、メニューの[Roco Calについて]を選択すれば、ショートカットの一覧を確認することができる。

メニューの[Roco Calについて]を選択しよう

Roco Calで利用できるキーボードショートカットの一覧を確認可能

文字の大きさや色などのカスタマイズが可能

メニューの[オプション]を選択して表示される設定画面では、Roco Calのカレンダーの表示などをカスタマイズすることが可能。時刻の24時間・12時間表示を選択できるほか、週の最初を日曜から月曜に変更することができる。また、文字やポップアップのサイズなどを月間・週間表示で個別に設定することも可能となっている。

また、設定画面で[メニュー]キーを押し、表示されるメニューの[設定をバックアップ]を選択すれば、SDカードにアプリの設定をバックアップできる。バックアップしたデータから設定を復元することも可能で、OSを入れ直した後などでも簡単に設定を元に戻すことができる。なお、この機能は、Rocomotionが開発したすべてのBlackBerry向けアプリに搭載されている。

メニューの[オプション(色設定)]からは、カレンダーの日付の背景色や文字色を変更することができる。平日、土曜、日曜、祝日などの種類ごとに、背景色と文字色を設定でき、ポップアップの色を変更することも可能だ。

設定画面では、週の最初を日曜から月曜に変更したり、文字やポップアップのサイズを個別に設定できる

カレンダーの日付の背景色や文字色を変更することも可能

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BlackBerryスマートフォンに標準搭載されているカレンダーでは、月間や週間で表示した際に、予定の有無は確認できるものの、日付を選択しないと内容が確認できない。Roco Calでは、月間・週間表示でも予定が表示されるため、例えば、今日と明日の予定を同時に確認することができて、スケジュールを効率よく把握することができる。また、キーボードショートカットにも対応しており、QWERTYキーボードによるすばやい操作が可能。BlackBerryスマートフォンで予定を管理したいと考えている人は、ぜひ活用してみるとよいだろう。