アナログとデジタルが融合した新しいスマートフォン

付属ペンの「Sペン」は、「普通の万年筆やボールペンのような書き心地」(石井専務)で、「人間にとって自然でシンプルな行動」であるペン入力をサポート。ペンのボタンを押しながら画面をダブルタップすると表示される「最も卓越した機能であるSメモ」(同)を使うことで、思い立ったときに素早くメモが取れるようにした。

画面をダブルタッチで起動するSメモを使って、素早くメモを取れる

前述の通り、ボタンを押しながら画面長押しで画面キャプチャを取得でき、ペンを使って自由に画像を切り取ったり、文字を書き込んだりすることが可能。プライベートシーンだけでなく、仕事の資料にペンを使って書き込みをするなど、ビジネスシーンでも活用できるとアピールしている。

画像を自由に切り抜いたり、手書きしたりして自由に編集できる

地図をキャプチャして道案内を書き込んだり、手書きの招待状を作成したりといったさまざまな利用法が考えられる

日本語入力にはiWnnを搭載するが、MetaMojiが開発する手書き日本語入力「7notes with mazec」もプリインストール。すでに定評のあるmazecの日本語入力機能を搭載するとともに、標準のiWnnと一体化させるカスタマイズも加えており、キーボードを切り替えることなく、iWnnのキーボード入力とmazecの手書き入力を切り替えられるようにした。

mazecによる手書き入力が可能。キーボードボタンをタップすると、iWnnによるキーボード入力も可能

ゲストで登場したマンガ家の麻生我等氏が、その場で描いたサイボーグ009のキャラクター。麻生氏は「009 RE:CYBORG」のキャラクター原案を担当している

こちらは麻生氏がGALAXY Noteで描き込んだイラスト

GALAXY NoteのSペン対応アプリはすでに海外ではリリースされているが、サムスンではSペン用の開発環境(SDK)を無償で公開し、アプリ開発者がSペンに対応できるようサポートしていく。

また、日本版GALAXY Noteでは、世界で唯一「フリップカバー」を標準で同梱する。背面カバーを取り替える形で、手帳のようにディスプレイをカバーすることができるようになっている。本来は別売だが、オレンジカラーのカバーが同梱される。

付属のフリップカバー

すでに海外ではさまざまな種類のフリップカバーが登場している