ゲッティ イメージズ ジャパンは、クリエイター向け助成金プログラム「Getty Images Creative Grants」を発足した。本プログラムでは、社会に問題を提起するような作品を世界中から募集する。応募受付は3月1日まで。

「Getty Images Creative Grants」は、クリエイターとNPO団体との協力を促進し、世の中に社会問題を投げかけられるような視覚キャンペーンの制作支援を目的としたもので、受賞者には毎年2回付与される1万5,000米ドルの助成金などが贈られる。なお、本プログラムは、同社が従来より提供している助成金プログラム「Grants for Good」の選考方針などをリニューアルしたものとなっており、これからは従来のドキュメンタリースタイルの伝達から、より目に留まりやすく、説得力のある創造的なコンテンツの開発に重点が置かれるという。

作品は、ポートフォリオの強みやコンセプト、広告代理店やNPO団体とのコラボレーションの程度などを含む、特定の基準に照らして同社が厳選する。応募・詳細は本プログラムのWebサイト(英語のみ)から。なお、受賞者の発表は、6月に開催される「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」にて行われるとのこと。