エプソンは18日、ビジネス向けのインクジェット製品として、A4複合機「PX-504A」と、A4プリンタ「PX-204」を発表した。2月1日から発売し、価格はオープン。エプソンダイレクトショップ価格は「PX-504A」が17,980円、「PX-204」が14,980円。
それぞれIEEE802.11b/g/nの無線LANを標準搭載。自動両面印刷ユニットを標準で内蔵し、独立した4色の顔料インクを採用。カラーインク残量が限界値を下回った場合でも、最長5日間はモノクロ印刷が可能な「黒だけでモード」を搭載する。ブラックインクは、容量が異なる2種類のカートリッジが選べる。
新機能として、「印刷品質」「割り付け」「両面」といった印刷設定を、あらかじめ登録しておけるようになった。またスマートフォンやタブレットPCからの印刷、スキャンが可能なアプリ「Epson iPrint」に対応するほか、メールに添付した写真やドキュメントをプリンタに送信して印刷する「メールプリント」にも対応する。
共通の仕様は、最大印刷解像度が5,760×1,440dpi、ノズル数はブラック384ノズル、カラー384ノズル(3色)。ランニングコストはA4カラーで約9円/枚、インタフェースは100BASE-TX/10BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 2.0。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.1以降、10.5以降。
「PX-504A」はフロントカセットの給紙容量が最大150枚、印刷速度はカラー/モノクロともに最速36枚/分。消費電力は約15W、スリープモードで約3.4W。2.5型のカラー液晶を搭載し、SDメモリカード/メモリースティック/xD-Pictureカードなどが読み込めるモリカードスロットを搭載する。スキャナ部分のイメージセンサーは光学2,400dpiのCIS。本体サイズはW445×D565×H169mm、重量は6.3kg。
「PX-204」は、フロントカセットの給紙容量が最大250枚、印刷速度はカラー/モノクロともに最速38枚/分、消費電力は約16W、スリープモードで約3W。本体サイズはW445×D558×H154mm、重量は4.5kg。