パナソニックは10日、LEDシーリングライトとLED電球の新製品を発表した。

LEDシーリングライトはデザインと明るさが異なる9種類をラインナップ

LEDシーリングライトは3種類のデザインと3種類の明るさの計9製品だ。異なるのはデザインと明るさのみで、機能面は共通となっている。セードの周囲が透明/シルバーヘアライン仕上げになっているのが「HH-LC771A」(最大12畳)、「HH-LC671A」(最大10畳)、「HH-LC571A」(最大8畳)で、セードの周囲がダークブラウン仕上げになっているのが「HH-LC780A」(最大12畳)、「HH-LC680A」(最大10畳)、「HH-LC580A」(最大8畳)、セードの周囲がバーチ調仕上げになっているのが「HH-LC781A」(最大12畳)、「HH-LC681A」(最大10畳)、「HH-LC581A」(最大8畳)だ。

発売は2月1日を予定しており、価格はオープン。市場価格は、透明/シルバーヘアライン仕上げのタイプで12畳用が46,000円前後、10畳用が41,000円前後、8畳用が36,000円前後で、他の2タイプでは12畳用が44,000円前後、10畳用が39,000円前後、8畳用が34,000円前後と見られる。なお、今回発表したLEDシーリングライトは、価格を抑えたスタンダードクラスのモデル。既発売の上級モデルとは異なり、外光を検知して自動調光を行う「エコナビ」機能は採用されていない。

スタンダードモデルのLEDシーリングライト。3種類のデザインが用意されている

12畳用のモデルは、明るさが5,000lmで消費電力が74W、10畳用のモデルは、明るさが4,200lmで消費電力が64W、8畳用のモデルは、明るさが3,500lmで消費電力が53Wだ。付属のリモコン使用時には、100%~約5%での調光に対応する。昼光色と電球色の2色のLEDが採用されており、それぞれを単独、あるいは同時に点灯させることで、昼光色、昼白色、電球色といった調色も可能だ。光源の寿命は4万時間で、4万時間経過時点での光束維持率は70%以上となっている。演色性能はいずれもRa85だ。

取り付け方法は「カチットF取付方式」で、引っ掛けシールイングや埋め込みローゼットなどに、先にカチットFアダプタを取り付け、そのアダプタに照明器具本体をワンタッチではめ込むというものだ。

E17ソケットに対応した斜め取り付けのLED電球

LED電球は、E17ソケットに対応した斜め取り付け専用タイプで、昼光色相当の「LDA6DHE17BHS」と電球色相当の「LDA6LHE17BHS」の2製品。2月10日に発売を予定している。価格はオープンで、市場価格は4,500円前後と見られる。斜め取り付け専用タイプのLED電球では従来、昼光色相当で480lm、電球色相当で390lmが最大の明るさとなっていたが、新モデルでは昼光色相当で530lm、電球色相当で440lmという明るさを実現している。また、両モデルとも熱がこもりやすい、断熱材施工器具や密閉器具での使用にも対応している。

斜め取り付けタイプのLED電球。従来よりも明るくなり、断熱材施工器具や密閉器具での使用にも対応した

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